実習について
将来、保育現場で働く上で実習は欠かせない勉強です。2年間、授業と実習でしっかり保育のことを学び、現場で活躍できる力を育てていきます。
なぜ実習をするの?
授業で学んだ理論や演習を実際の保育現場で実践し、子どもの実態や保育者の業務を総合的に学びます。また、保育者としての自覚をもち、自身の課題や将来への目標等も明確にしていくためでもあります。
どんな実習をするの?
1年次に幼稚園実習、保育所実習。2年次に施設実習、保育選択実習、2回目の幼稚園実習があります。2年間で計5回の実習を行います。
実習スケジュール(例)
1年次 |
5月 |
併設幼稚園見学 |
10月 |
教育実習(幼稚園)※幼稚園教諭・保育士養成コースのみ |
2月 |
保育実習Ⅰ(保育園) |
2年次 |
6月 |
保育実習Ⅰ(施設) |
8月 |
保育実習Ⅱ・Ⅲ(保育園、施設、児童館から選択) |
9月 |
教育実習(幼稚園)※幼稚園教諭・保育士養成コースのみ |
※変更の可能性があります
実習の流れ
併設幼稚園見学
“幼稚園ってどんなところ?”授業の中で併設の幼稚園に見学に行き、幼稚園生活の流れや、子どもの様子、保育者の動きを観察して実習に備えます。
実習ガイダンス
実習生としての心構えを学び、注意事項、スケジュール等について具体的な確認を行います。
実習事前指導
保育における理論と実践について学ぶほか、提出書類の作成、指導計画案の立て方を授業内で経験します。絵本や紙芝居の選び方、読み聞かせなどの保育スキルを体験しながら学びます。
実習先発表
配属先は学校で決定します。実習先は学校としっかり関係を結び、ご指導をお願いしている施設です。学生は掲示板で配属先を確認します。
オリエンテーション
実習前に実習先を訪問し、現場の職員の方から実習中に気をつけること、必要な持ち物等についてご指導を頂きます。
実習
保育現場や福祉施設で実習を経験します。子どもの様子や保育者の姿を観察することや実際にかかわったり、保育者の業務の手伝いを行いながら、理解を深め保育の仕事を学びます。
実習事後指導と振り返り面談
実習で学んだことを報告書にまとめたり、クラスメイトと成果を報告しながら今後の学びにつなげます。担当講師と面談をします。目標を達成できたか、今後の課題は何か等について話をし、更なる学びへと繋げます。
実習報告会
実習で学んだことを、他のクラスや後輩に向けて発表します。1年生は先輩の話を聞いて次の実習に向けて、2年生は就職に向けて活かしています。
実習サポート体制
実習サポート
実習が円滑に進むように、また、学校で学んだことをしっかり活かすことができるよう、保育現場で勤務していた教職員が指導していきます。
実習先の選定について
実習担当の教職員が学生の最寄り駅から通勤距離、実習先の保育理念等を考慮した上で実習先の配属を行います。
実習巡回指導
実習中には学校の教職員が実習先を巡回訪問します。実習中に困ったことなどがあれば、相談することができます。
実習報告書
実習を経験した学生の報告書を閲覧することができます。実習先の特色や情報を事前に知り、実習に備えます。