校長メッセージ

校長

草苑保育専門学校 校長

あえ みちよ

阿江 美知代

1954年、全国からのキリスト教に基づく幼児教育の教員養成の願いに応えて、日本キリスト教団原宿教会内に「原宿高等保育学校」を設立したのが、草苑保育専門学校の起源です。来年、2024年に創立70周年を迎えます。

設立において青山学院大学の指導により幼稚園教諭養成機関として文部大臣指定を受け、2年間の教育で卒業と同時に幼稚園教諭2種免許と保育士資格の二つの国家資格を取得できます。それに応えて幼稚園、保育園、施設等が求めている即戦力になる人材の教育を展開することが本校の使命であり、このため、専門的な知識と技術を身に付けた、人間性豊かな保育者を育成することを目標としており、その実践に全力で専心しています。この教育が高く評価され、2018年5月に、「職業実践専門課程」として文部科学大臣から認定されました。

山手線の駅の近くにありながら、キャンパスの中には豊島区の保存樹木に指定されている数本の大木をはじめとした、多数の樹木が自生しています。また、手入れの良い花壇と豊かな植栽は、独自科目である「園芸」とともに、学生・教職員に安らぎを与える憩いの場となっています。

幼稚園教諭 2 種免許と保育士資格を2年間で取得するため、本校の教育課程を修了するには、年間の学事日程、日々の授業は厳しいものがありますが、専門士の養成機関として、専門的知識と人間性を備えたよりよい保育者を養成し続けるため、整った教育環境の下で、指導力の高い教員により、質の高い講義を展開し、学生の満足度を向上させ、前向きで充実した学校生活を提供しています。

2年間の学びの中で、保育に関する専門的な知識や技術を身に付けるとともに、これらを生きた力として実践の場で発揮させるためには、広い視野を持つ豊かな人間性も必要です。学生の皆さんには学生生活の中で、確かな専門性を活かすための広い視野と豊かな教養を培ってほしいと願っています。

草苑では、教職員一丸となって意欲ある学生の学びを全力で支援してまいります。